当院は培養室を備え、不妊治療における基本的な検査や治療だけでなく、子宮卵管造影検査・卵管鏡検査などの検査、採卵や胚移植など体外受精に関わる治療までを行うことができます。また、卵管の通りを改善するための卵管鏡下卵管形成術(FT)にも対応しています。
タイミング療法・人工授精・体外受精があり、必ずしもステップアップしていくわけではなく、不妊原因によって高度な治療が必要な場合があります。
不妊治療専門の設備を完備
培養室(クリーンルーム)・EMBRYOSCOPE TIME-LAPSE-SYSTEM・
コンピュータ補助レーザーアシストハッチングシステムなど
培養室(クリーンルーム)・
EMBRYOSCOPE TIME-LAPSE-SYSTEM・
コンピュータ補助レーザーアシストハッチングシステム
最新鋭の高性能機器を導入しています
●培養室
受精卵を取り扱う培養室は高清浄度なクリーンルームとなっています。高い空気清浄度が確保され、外部からの塵埃などの侵入を徹底して防ぎます。胚培養士による熟練した作業の安全・安定性をより高め、高いレベルでの作業の均一化を目指しています。
●タイムラプス培養器
従来の培養器では観察のたびに受精卵を器内から取り出すという工程が必要でした。しかし、最新鋭のタイムラプス培養器の導入により受精卵を外に取り出すことなく状況を逐一確認できるようになりました。これにより受精卵が受ける影響を最大限にまで軽減することが可能となり、いつでもリアルタイムな受精卵の状態をいつでも観察できるようになりました。
●コンピュータ補助レーザーアシストハッチングシステム
受精卵は覆われた透明帯を破ることで胚盤胞の中身が子宮内膜に根づき孵化(ハッチング)します。しかし、その透明帯をうまく破れなかった受精卵は孵化しにくく、着床障害の原因のひとつとして考えられています。当院ではあらかじめこの透明帯部分に穴や切れ込みを入れることで受精卵の孵化を手助けする取り組みを行っています。着床率の向上も期待されます。
一般不妊治療
タイミング療法
タイミングの指導と排卵日の予測
通常の基礎体温の測定を参考に、排卵日を推測します。(月経周期12日日頃より行いますが、排卵の早い方、よく分からない方は、開始日を早める場合があります)
1.
超音波による卵胞径の計測、子宮内膜厚の測定
2.
頚管粘液検査により頚管粘液の量、牽糸性(糸を引くような様子)などをみます
3.
卵胞ホルモン・黄体化ホルモン・黄体ホルモンの測定(適時)
排卵日が推定できるまで何回か実施します。排卵日が推測できた後は、基礎体温が高温になったら、排卵したかどうかを必要があれば確認いたします。
このタイミング法によって、自然周期での妊娠の確率を高めていきます。
一般不妊治療
AIH(人工授精)

人工授精(精子の数の少ない方、精子運動率の低い方、頚管因子、原因不明不妊)
人工的に子宮内に精子を注入する方法です。(成功率自然周期5% 誘発剤使用周期8%)前述の方法により排卵日を推定します。
精液検査の要領で精液を採取していただきます。(2時間以内なら結構です。)特別な方法で精液から運動精子のみを分離して人工授精いたします。精液中の細菌や不純物は取り除かれ 注入後の痛み、発熱も従来の方法に比べて低く副作用はほとんどありません。また、当院では妊娠率向上のため超音波検査を併用し、子宮内・腹腔内に精子が到達することを確認しながら実施しております。
生殖補助医療(ART)
体外受精
体外受精とは、その名のとおり体外で卵子に精子を受精させることをいい、また、その受精卵(胚といいます)を子宮内に戻すことを胚移植といいます。ですから、一般に体外受精と呼んでいることは、正式には体外受精・胚移植(IVF-ET)といいます。よく人工授精と混同しがちですが、人工授精(AIH)とは、単に精液を子宮内に注入することであり、その操作の内容は全く異なり、体外受精の方がより高度で複雑な操作が必要となります。
自然妊娠の成立と体外受精
自然妊娠では性交時射精された精子が腟と子宮を通り、卵管で排卵された卵子と一緒になり受精が成立します。受精した卵は卵管の運動により子宮に運ばれ子宮内膜に接着します(着床)。この時点で妊娠が成立したと判断します。しかし、卵管に問題があったり精子に問題がある場合は、受精がうまくいかず不妊となります。このような方に対して排卵前の卵子を一度外に取り出し(採卵)、特殊な培養液の中で精子と一緒にし(媒精)、受精させます(体外受精)。受精した卵を2~5日間ほど培養器の中で育て(培養)、正常に育った受精卵(胚)を子宮の中へ戻します(胚移植)。これら一連の治療法を体外受精-胚移植法と呼びます。
体外受精-胚移植法は、1978年イギリスのEdwardsとSteptoe両博士により初めてヒトでの妊娠例が報告されました。日本でもその4年後には出産の報告がされ、現在では大病院から当クリニックのような一般診療所まで幅広く行われるようになり、この方法は難治性不妊の治療法として重要な位置を占めています。
2016年には顕微授精などを含めた生殖補助医療で54,110名の出生児が報告され、日本の全出生の5.5%ほどになっています。
では、体外受精はどのようなものでしょうか?
それには大きくわけて卵巣刺激、採卵、培養(受精)、胚移植、黄体機能補充の5つのプロセスがあります。妊娠するためには、それぞれのハードルをクリアーしなければなりません。採卵して、もし卵が1つも得られなかったり、卵に精子をかけあわせて培養しても、1つの卵も受精しなければ、それ以上先に進むことはできません。しかし最大の難関は、受精卵を子宮に戻した(胚移植)後に、それがうまく子宮の内膜に着いてくれるかどうかなのです。この着床という現象には、いまだ未知の部分が多く、胚移植後に実際に確かめる手だてはありません。ただ、着床の成績を良くするには、胚移植の前に子宮内膜を厚くすること、きれいに卵割している受精卵を戻すことなどの条件があげられます。正常な夫婦が、排卵日に合わせて性交しても妊娠しない確率が高いのは、このような理由のためとも考えられています。2016年度の全国統計(日本産科婦人科学会)によると 胚移植率(最低1つ以上の受精卵を移植できる率、新鮮胚及び凍結胚を合わせて)は採卵当たり70%、 妊娠率(心拍確認率)は新鮮胚で20%、凍結融解移植で33% 移植当たり生産率(流産しないで分娩までに至る率)は新鮮胚移植で14% 融解胚移植で23%とされています。
● 土曜日 9:30 - 16:30
日曜、祝日は休診
最終受付 / 診療時間の1時間前まで
※採血がある方は、診療予約時間の1時間前にお越し頂きます
綾瀬駅前 臼井クリニック
(綾瀬分院)
〒120-0005 東京都足立区綾瀬4-9-29ホーキョボナールビル23 3F
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ホーキョボナールビル23 3F
● 土曜日 9:00 - 17:00
◆ 日曜日 9:30 - 14:00
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最終受付 / 診療時間の1時間前まで
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